3.   マウスピースのセット位置

最近少し気になった当て方について解説いたします。 写真は初心者でこれから「音だしに挑戦」というレベルの生徒さんです。 下にある3枚の写真を参考にしていただくとわかりやすいかと思います。

1. 通称「粘膜奏法」

 最近、特にみかける機会の多い当て方です。コンクールなどで高い音を

要求されなんとか音を出そうとしてこの当て方を見つけるのかもしれません

が、絶対にさけて欲しい当て方です。理由は唇の赤い部分をリムが直接負担をかけ唇をひどく痛めてしまいます。なんとか高音は出ますが一時的なものでその音色は細く固いものです。さらにピッチは高音では上ずり低音ではぶら下がるのが特徴です。人によってはこの低音はかすれたり出ないということもあります。技術的には音の跳躍を非常に困難に感じるようになることが多いと思います。高音域の練習はとにかく時間をかけ、あくまでも中音域がきれいに鳴る状態を常に意識しながら練習するようにしましょう。












2.初めて楽器を持ったときにこの当て方になってしまう人がいます。低く張りのない音ですが、とりあえず「楽」に音が出るようです。しかしいくら経験を積んでも高い音が出せない奏者になってしまうことが多いです。高音域が苦手な人は参考にしてみてください。











3.私自身はこうセッティングします。














3.   マウスピースのセット位置

最近少し気になった当て方について解説いたします。 写真は初心者でこれから「音だしに挑戦」というレベルの生徒さんです。 下にある3枚の写真を参考にしていただくとわかりやすいかと思います。

1. 通称「粘膜奏法」

 最近、特にみかける機会の多い当て方です。コンクールなどで高い音を

要求されなんとか音を出そうとしてこの当て方を見つけるのかもしれません

が、絶対にさけて欲しい当て方です。理由は唇の赤い部分をリムが直接負担をかけ唇をひどく痛めてしまいます。なんとか高音は出ますが一時的なものでその音色は細く固いものです。さらにピッチは高音では上ずり低音ではぶら下がるのが特徴です。人によってはこの低音はかすれたり出ないということもあります。技術的には音の跳躍を非常に困難に感じるようになることが多いと思います。高音域の練習はとにかく時間をかけ、あくまでも中音域がきれいに鳴る状態を常に意識しながら練習するようにしましょう。












2.初めて楽器を持ったときにこの当て方になってしまう人がいます。低く張りのない音ですが、とりあえず「楽」に音が出るようです。しかしいくら経験を積んでも高い音が出せない奏者になってしまうことが多いです。高音域が苦手な人は参考にしてみてください。










3.私自身はこうセッティングします。














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