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2004年4月より音楽総合企画室として発足した「ブラス・アート・湘南」ですが、演奏部門に関しては、少しでも多くの子供に生の音楽をという願いから1982年に東京芸大、東京音大、桐朋学園、洗足学園音大、国立音大の出身者よって「ちゅーりっぷ・ぶらす・あんさんぶる」の名前で ブラス・アンサンブルが結成されました。
今年度も小学生、のためのスクール・コンサート活動を続けさせていただくこととなりましたが、ここで「ブラス・アンサンブル」の説明を少しばかりさせていただきたいと思います。           
 ブラス(金管楽器)は近代の楽器のなかで最も急速な進歩を遂げたものの一つということができると思います。その歴史は、紀元前にまでさかのぼり、歌のみが神聖なものとされていた中世においてもその音色は天使の歌声として重要な存在でありました。その後、器楽が独立するにつれこの楽器の奏法は頂点を極めバロック時代には現代の楽器をもってしても演奏困難と思われるような作品が多くの有名な作曲家によって残されています。
金管楽器の特長としては、非常に人間的な音を表現することができ、そのダイナミック・レンジの 広さはオーケストラにおける ほかのどの楽器よりも広いとされています。ピアニッシモはリコーダーよりも小さくフォルティッシモは打楽器にもまけません。ところで,この「ブラス・アンサンブル」という演奏形態ですが、欧米ではかなり一般的かつ庶民的なものなのですが 我が国においては弦楽アンサンブルや木管アンサンブルにくらべてそれほど一般的 ではありませんでした。その理由として少人数で完璧な音楽表現をするにはあまりにも高度な演奏技術を必要とすることがあげられると思います。(日本は明治時代に外国の文化を導入したときに奏法よりも楽器を先に導入したため奏法の正しい発達が遅れてしまった)しかし最近では優秀な若手演奏家が出現することによって、この演奏形態が完全なものとして成立することが可能になってきました。今日では中学生や高校生によるブラス・アンサンブル・コンテストも盛んに行なわれているほどです。私の経験では世界的に有名なブラスアンサンブルのコンサートはいつも 小学生も含め若者たちでいっぱいです。
私共ブラス・アート・湘南(ちゅーりっぷ・ぶらす・あんさんぶる)も何年も前よりその点に着目し 自分たちの演奏技術の向上のためにも長年切瑳琢磨してまいりました。国内でも大変ユニークな合奏団として注目を集めております。とにかくメンバーひとりひとりの質の高さや、ほとんどの楽譜がスペシャル・アレンジという点で他の追随を許さないと団員全員が自負しております。1年間の公演数はそれほど多く予定することはできませんが、ぜひ一度 学校行事の一つとしてご利用頂き、子供たちに、この響きを体験してもらえたらと願っ
ております。
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